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福島県青年部”3・16”記念集会 広宣流布は諸君の手で

1977.3.13 「広布第二章の指針」第10巻

前後
1  ”3・16”の意義は、いうなれば、第二代戸田会長が、次の時代の一切を青年部に託すという付属の儀式であった。
 広宣流布は、一面、流れそれ自体でもあるといえるゆえ、次の時代は次の青年部にしてくのである。その流れを強く深く大きくするという儀式が”3・16”の意義である。
 牧口先生と戸田先生は二十九歳の開きがあった。そして、お二人の最後の別れとなったのは牢獄内におけるすれ違いであった。それが、先師牧口先生から恩師戸田先生へのバトンタッチとなった。
 牧口先生は獄中で亡くなられたが、広布のバトンを受けた戸田先生は生きて獄門を出られ、広宣流布の新しい流れをつくられたのである。
 それと同じ意義で、憔悴の極にあった戸田先生が、全国から集った六千人の青年部の前で”次は青年部の時代だ。広宣流布を諸君たちに頼む”と、代表と握手し、バトンタッチしたのが”3・16”の本義である。
 これが、すなわち広宣流布の儀式に貫かれた本義であり、現在から未来へと広宣流布しゆく本因の方程式なのである。あとの外界的、客観的なことは枝葉の問題であることを知っていただきたい。(要旨)

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