Nichiren・Ikeda
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会長就任16周年に寄せて
全会員に心から感謝
1976.5.3 「広布第二章の指針」第8巻
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1 きょう五月三日をもって、おかげさまにて就任十六周年を、無事、健康のうちに迎えることができました。
これも、ひとえに大御本尊の偉大なお力によるものであり、日達上人猊下のご祈念のたまものであります。また初代会長、二代会長の高徳のしからしむるところであり、全会員の皆さま方のあたたかいご支援のたまもの以外にありません。ここに満腔の謝意をこめ、謹んで御礼申し上げます。
十六年間はたいへん長かったようでもあり、半面では矢のごとく瞬時のうちに過ぎ去った感もあります。この間、会員同志の喜びが私の最大の喜びであり、友の希望が私のおおいなる希望でありました。微力ではありましたが、いま未聞の人間革命運動が大河となった姿をみて、恩師の喜び、いかばかりかと思うものであります。
風薫る五月晴れのもと、福徳に輝くお一人おひとりの明るい様子をみるにつけ、この十六星霜を皆さまとともに、ひたすら広宣流布へ挺身してこられたことを深く感謝し、無上の充実感をおぼえております。
私にとって、いよいよこれからが広宣流布の仕事に働けるときであります。どうか全国の会員の皆さま、今後も私ともども、勇んでこの尊い使命の道を踏破してくださいますよう、心からお願い申し上げます。