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日蓮大聖人・池田大作

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山崎議長渡欧十五年記念集会 第二期へ勇んで出発

1975.5.15 「広布第二章の指針」第6巻

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1  ヨーロッパは、量より質で一人ひとりが個性を発揮し、何百人、何千人分の活躍をしていただきたい。
 私が創価学会の会長になって十五年、同じく山崎議長も欧州の地に来て十五年、ただいま、御本尊に創価学会の百代、千代先までの繁栄とヨーロッパ日蓮正宗会議の百代、千代先までの繁栄を祈念しました。とともに、皆さん方地涌の菩薩の一人ひとりが健康であるように、福運が満つように、情熱、英知、慈愛、明朗の人生であれ、と祈りました。宇宙の根源であるこの御本尊を持つゆえに、私たちに絶対不幸はない、かならず諸天善神に守られ、福運に満ちていくと確信して生きぬいてもらいたい。
 皆さんは、この世で人生の最高の目的である広宣流布と永遠の幸福を確立するための成仏をめざす尊い仕事をしている。私たちの運動は、いまだかってない文化、平和、人間革命をもたらすであろう。これ以外に万年にわたる地球の幸福はないと自覚したい。皆さんは、その晴れがましい先駆者である。
 偉大な仕事を成そうとするとき、かならず難儀がともなう。皆さんもたいへんなことに遭遇することもあろうが、たいへんであればあるほど題目と御書を忘れないで進んでほしい。仏法をたもった一個の人間が、何千、何万人分の仕事ができるということを、私は行動で示していきたいし、皆さんも一個の人間の力を忘れないで、ともどもに行動していこう。
 私は、百代、千代先のため、友のため、子孫のため、十年、二十年がかりで基盤をつくり、すべてを総仕上げしていく決心である。ともかく、私のもっとも大切な兄弟ともいえる皆さんは、力強い人に、幸せの人になってください。
 (昭和50年5月15日 パリ会館)

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