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新時代第35回本部幹部会 ワイマール・ゲーテ協会特別顕彰授与式、創立80周年記念第2回全国青年部幹部会

2009.12.12 スピーチ(聖教新聞2009年下)

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20  私の青春時代、師匠である戸田先生にゲーテの詩をお聞かせ申し上げた光景は、今も心に鮮やかです。
 先生の日々の薫陶は、正義が勝ち栄える社会を築きゆくためでありました。
 結びに、懐かしいゲーテの詩の一節を朗読して、御礼のあいさつといたします。
 「わたしはいつも人間のよろこびを謳う
  ただしい道をそれぬかぎり/人間は実にうつくしく/永遠に人間は偉大である」(大山定一訳「しろがねの真昼は…」、『ゲーテ全集第1巻』所収、人文書院)
 悲しみの道ではなく、喜びの道を、そして正しい道を、まっすぐに進むのだ。
 そしてまた──
 「臆することなく起って進め、/世の人々はためらい惑うとも。/気高い者が明知と勇気をもって事にあたれば、/すべてのことは成就するのだ」(手塚富雄訳『ファウスト』中公文庫)
 ダンケ! ダンケ!(ドイツ語で「ありがとうございました!」)
 誠にありがとうございました。
 きょうの式典のことは、ゲーテの詩歌とともに、皆、一生涯、忘れないでしょう。
 海外の友も、未来部の皆さんも、本当によく来られた。ありがとう!

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