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全国代表幹部協議会  

2009.1.27 スピーチ(聖教新聞2009年下)

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29  電光石火で勝て
 栄光の学会創立80周年の峰は、間近に見える。「青年・勝利の年」を晴れやかに飾りゆくために、最後にもう一度、戸田先生の指導を拝したい。
 先生は、戦いに臨んで、ぼやぼやしている人間には、こう叱咤された。
 「時間を浪費するな! 勝つために、今一番大事なことは何か。それを見極め、最優先せよ!」
 電光石火のスピードで勝つのだ。
 勝利から逆算する――かけがえのない今この時に、何をすれば一番、価値的か。それを明確にして、「黄金の自分史」を綴り残していただきたい。
 先生は鋭く言い放たれた。
 「いかなる組織も、内輪もめをするたびに弱くなり減びていく。ゆえに、団結こそ根本なのだ!」
 師弟不二の歯車に、わが心のギアを、がっちりと、かみ合わせ、皆が力を合わせてこそ、勝利は輝く。
 心一つに進むのだ。
 あの剛毅な、師子のごとき戸田先生が、晩年、私に、しみじみと語ってくださった。
 「おまえを弟子にして、おれは本当に幸せだった」と。
 あの一言は、忘れることができない。これ以上の誉れはない。
 先生は、時を同じくして集い合った広布のリーダーたちに、こう呼びかけられた。
 「私は、広宣流布のために、一身を御本尊に捧げる決意をしている。同じ決意を分かとうという人は、どこまでもついてきなさい。
 その決意のもとに、大いに戦おうではないか!」
 師と同じ心で、不惜身命で勝ち進んだからこそ、192カ国・地域に広がる、今日の世界的な学会がある。
 今再びの前進を、よろしくお願いします!
 私は、全同志のご健闘、ご健康、無事故、そして勝利を、毎日、夫婦で祈っています。第三代会長になった時から、ずっと祈り続けています。
 長時間、ご苦労さま! ありがとう!
 〈ここで、名誉会長は、戸田先生が大好きだった父子の決意の曲“大楠公”をピアノで力強く演奏した〉
 この1年も、一緒に進もう!
 皆に勇気と希望を贈る、勝利の名指揮を頼みます!

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