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創価大学第34回・創価女子短期大学第2… アラバエフ記念キルギス国立大学「名誉博士号」授与式

2008.3.21 スピーチ(聖教新聞2008年下)

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16  「一念」を定めよ そこに栄冠が!
 さて、今回、インドのロケッシュ・チャンドラ博士から、周恩来総理から贈られた貴重な大蔵経(写本資料)や、博士の父君がマハトマ・ガンジーに日蓮仏法を伝えられた教材の書籍など、1,000点を超える人類の至宝を、数多く寄贈していただきました。ありがとうございます。
 最極の精神の遺産として、大切に大切に、万年までも、厳然と伝えさせていただくことを固くお約束申し上げます。
 マハトマ・ガンジーは、すべての人間の無限の可能性を信じて、断言しました。
 「よい機会に恵まれ、よい教育を受けることによって、最も崇高な『人間という花』は開花するのである」と。
 わが創価教育の教員の皆さんも、この心を忘れないでいただきたい。そのために創立した創大、短大です。
 このガンジーの確信の通り、女性教育、人間教育の理想の花を美しく咲かせておられる、インド・創価女子大学のクマナン博士一行も、ようこそお出でくださいました。うれしいです!
 創価教育の兄弟姉妹は、全世界に広がりつつあります。
 皆さんの「一人」の勝利は、世界の友の希望の光となっていく。
 マハトマ・ガンジーは確信していました。
 「幸福であるか不幸であるかは、心で決まる」
 「何人でも、たとえこの世に於て苦痛と損失を抱くことあるも、正義と誠実によって幸福を見出すことが出来るのである」と(福永漢訳『ガンヂーは叫ぶ』アルス。現代表記に改めた)。
 「心こそ大切なれ」です。皆さんも、わが心の一念を、巌のごとく、強く深く定め切っていくことです。そこにこそ、自身の人生の「栄光の宝冠」が輝いていくことを、忘れてはならない。
 勇気あるサトィルガノフは、「争いではなく、友情こそ、君の人生を幸の光で照らしゆくことを知ってくれたまえ」と謳いました。
 私たちは、キルギス、インドをはじめ、世界との友情をさらに広げながら、人類の平和と繁栄の未来を、赫々と照らしていける人生を生きようではありませんか!
 私の、宝であり、命であり、誇りである、晴れの卒業生の皆さん方の、健康と大勝利を祈りに祈って、私のスピーチを終わります。ありがとう!

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