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関西最高協議会  

2007.11.6 スピーチ(聖教新聞2007年下)

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24  境涯を広げればすべてが楽しい
 組織のなかには、“どうしても、自分と合わない人”がいる場合がある。
 お互いに、そう思い合っていることもある。
 しかし、「嫌だな」と思っても、こちらから相手を変えることは難しい。人間の性格は、なかなか直らない。皆さんもよくご存じの通りだ。
 では、どうするか。
 「自分が変わる」ことだ。自分が大きくなるのだ。境涯を広げて、自分自身が楽しく戦えるようにしていくのだ。そのほうが利口である。皆のためになる。
 御書には「桜梅桃李の己己の当体を改めずして」との有名な御文がある。学会にも多種多様な人が集まっている。
 だから広宣流布が進むのだ。一切衆生の成仏を説ききった仏法である。「自分とは合わないな」と思う人とも、一緒に戦っていくことだ。
 「異体同心」とは、「心」が一致することである。皆が勝つために。皆の幸福のために。広布のために、心を一致させれば、勝利に向かう。
 その意味で、関西の同志は、“世界一の模範の家族”であると思う。
 私は、「関西、頑張れ!」と叫びたい。いよいよ総仕上げの、一歩前進の指揮を関西の友と執っていく。できることは、全部するつもりだ。
 壮大なる「常勝関西」をつくろう!
 結びに、全関西の最前線の偉大な同志が、一人ももれなく、大いなる喜びと勝利の人生を歩みゆかれることを、お祈り申し上げます。
  天高く
    富士の如くに
      常勝の
    大関西の
      同志の姿も
 この一首を贈り、私の記念のスピーチとさせていただく。
 きょう、お会いできなかった同志の皆様に、くれぐれもよろしくお伝えください。ありがとう。本当にありがとう!

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