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各部代表研修会  

2007.8.14 スピーチ(聖教新聞2007年下)

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39  「悩める人々のために闘おう」
 あるとき戸田先生は、草創期の学生部に対し、厳愛の指導をされた。
 「もしも一緒に仏法の真の探究者になるというのなら、私の本当の弟子になりなさい。他所から来て聴いているというような態度は、実によくないぞ!」
 戸田先生が逝去なされた直後に、私は日記に書いた(昭和33年6月19日)。
 「勝たねば、恩師が泣く」
 「悩める人びとのために、闘おう」
 「最高に尊き信心の結晶──。地味にして着実な努力をやりぬくのだ。限りなく、どこまでも。これが、われらの革命の軌道なのだ」
 また、この10日後、私は、学生部の第1回総会に出席した。
 日記には、次のように書いている。
 「午後一時──目黒公会堂にて、第一回学生部総会」
 「恩師の精神を、ただ叫び続けて、この生涯を送ろう」
 幾たびも、激流を乗り越えた。私は、若き日の誓いのままに、叫び続けてきた。結果を残した。今も、寸分も変わらぬ思いで進んでいる。
 昭和32年の12月。学会は、戸田先生の生涯の願業であった、75万世帯の折伏を達成した。
 この師走、戸田先生は、私に一首の和歌をくださった。
  勝ち負けは
    人の生命の
       常なれど
    最後の勝をば
       仏にぞ祈らむ
 これが、先生からいただいた、最後の和歌となった。
 断じて勝て! 最後に勝て!──これが、創価の師弟を貫く誓願である。勝利こそ、師匠への報恩だ。
 次は、青年部、学生部、未来部の諸君の番である!

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