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全国合同協議会
2006.11.22 スピーチ(聖教新聞2006年下)
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わが心を磨け
イタリアの桂冠詩人であるペトラルカ。彼は、創立900年を超える世界最古の総合大学であるボローニャ大学に学んだ。
私は、このボローニャ大学からも名誉博士号を拝受している。その際、同大学の大講堂で記念講演を行ったことが懐かしい。〈1994年6月、「レオナルドの眼と人類の議会――国連の未来についての考察」と題して講演〉
ペトラルカは述べている。
「容貌の美しさも何になろう。心がみにくく汚れているなら」(近藤恒一編訳『ルネサンス書簡集』岩波文庫)
どんなに表面が立派でも、内面が汚れていては台無しである。大切なのは、わが心を磨いていくことだ。内面から美しく輝いていくことだ。
そのための最高の方法が信心である。広布に生き抜く人が、一番きれいに心を輝かせていけるのである。
幕末に、松下村塾で多くの人材を育てた吉田松陰は述べている。
「志ある人物は必ず志を同じゅうする友があり、師を同じゅうする朋がある」(近藤啓吾訳『講孟剳記(上)』講談社学術文庫)
深い言葉である。
同じ一生ならば、大きな志に生ききることだ。広宣流布のため、世界の平和のため、正義のために生き抜くことだ。
「声仏事を為す」(御書708㌻)である。その志を、堂々と語りゆくのだ。
「ああ、あの人はすごいな」「さすがだな」と言われるような人生を築いていくことだ。
そのためにも、善き友と交わっていくことが大切なのである。それを仏法は教えている。
真実の同志、偉大なる人生、その集まりが、創価学会なのである。
それでは、以上でスピーチを終わりたい。長時間、ご苦労さま! どうか、お元気で! 風邪などひかれませんように。お父さん、お母さんを大切に。
私も、皆さんのために題目を送っています。後世のために、次々と手を打っています。各方面にお帰りになりましたら、同志の皆さまに、くれぐれもよろしくお伝えください。
どうか、リーダーの皆さんは、友の心がパッと広がるように、明るく、伸び伸びと、勝利の指揮をお願いします。
親しみにあふれ、家族のように、大きな心で抱擁してあげていただきたい。
すべての活動は、自分自身のため、学会の発展のため、広布の地盤を広げるためにある。胸を張って前進しよう! 一緒に頑張ろう! また、お会いしましょう!
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