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創立記念日祝賀協議会  

2006.10.28 スピーチ(聖教新聞2006年下)

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22  世界で初めてエベレストの登頂を成し遂げた、ニュージーランドの登山家エドモンド・ヒラリー氏。
 氏はかつて私に、著書を贈ってくださった。
 自伝の最後に、氏は、こう述べておられる。
 「私はまだこれからなすべき仕事があることを何よりも感謝している」(吉沢一郎訳『ヒラリー自伝』草思社)
 一つの山を制覇したら、新たな山の踏破を!
 前進し、戦い続けるなかに人間としての成長がある。人生の醍醐味がある。
 世界に平和と幸福の大道を広げゆく広宣流布は、人間として最極の聖業である。生ある限り、その聖業のために走り抜いてまいりたい。
 ブラジルの大作家ギマランエス・ローザは綴った。「指揮するということは、冷静を保って、より勇敢になることなのである」(中川敏訳「大いなる奥地」、『筑摩世界文学大系83』所収、筑摩書房)
 リーダーは、だれよりも勇敢であれ! 私はこう強く訴えたい。
 「声仏事を為す」(御書708㌻)である。
 リーダーは正義を叫び抜くことだ。学会を破壊しようとする敵に対しては、断固たる破折の鉄槌を加えていくことだ。
 大聖人は、民衆を不幸に陥れる誤った思想を徹底して破折された。牧口先生もそうだった。
 叫んだ分だけ、善は拡大していくのである。
 結びに、戸田先生の言葉を紹介し、私の記念のスピーチとしたい。
 「いま、私には、前進があるだけだ。
 闘争があるだけだ。そして勝利があるだけだ。
 前へ前へ向かって!」
 まっすぐに、伸び伸びと、攻撃精神を発揮して、明るく、足音高く、前へ進んでいく。これが学会精神だ。
 「創立の月」から、ともに、新たな戦いを開始しよう! きょうは、本当にありがとう!

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