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徒然草と恩師の指導を語る  

2006.8.11 スピーチ(聖教新聞2006年下)

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26  一日一日を勝利
 この50年をかけて、私は牧口先生、戸田先生の正義を宣揚してきた。
 明年の春、世界を代表する名門、アメリカのコロンビア大学ティーチャーズ・カレッジから、教育哲学をテーマとする研究書が発刊される(「思想と行動――世界の教育哲学と実践にみる普遍的ビジョン」〈仮題〉)。
 そのなかで取り上げられる、10人の代表的な教育者のなかに、創価教育の父である牧口先生が入っている。
 他の9人には、アメリカのデューイ、中国の陶行知、イタリアのモンテッソーリ、インドのタゴール、ドイツのシュタイナーなどの、世界的な教育者が選ばれている。
 また先日は、著名な宗教史学者であるリチャード・シーガー博士(ハミルトン大学准教授)の新著『仏法との出会い――池田大作、創価学会、そして仏法人間主義のグローバル化』が、全米の学術出版界を代表するカリフォルニア大学出版から発刊された。
 そのなかで博士は、SGI(創価学会インタナショナル)がこれまで発展し、今後も発展していくための鍵として、「師弟の絆」の重要性に言及されているのである。
 心ある世界の識者は、真剣に学会の未来に注目し、誠実に研究されている。国境を超えて、多くの人が、真実を求めている。
 それらの声に、いっそう力強く、応えていきたい。その決意と、青年への期待を重ねて申し上げて、私の話を終わります。
 まだまだ残暑は続く。賢明に、一日一日を勝利していってください!
 〈編集部でまとめる際、三木紀人訳注『徒然章』講談社学術文庫、島内裕子『兼好』ミネルヴァ書房等を参照しました〉

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