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中国・韶関学院名誉教授称号授与式  

2006.6.16 スピーチ(聖教新聞2006年下)

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3  一、これからも私は貴国からの文化の大恩を、深く青年に伝えるとともに、貴国との交流に、誠心誠意、邁進していく決心であります。
 それこそが、貴院のご恩に報いる道であると信ずるからであります。
 著名な文学者の魏院長は、宋や清の時代をはじめ、古代から近代に至る中国の詩文研究で知られる碩学であられます。
 韶関の地にゆかりの深い、北宋の大文人・蘇軾そ・しょくは、「いにしえの大事を立つる者は、惟だ超世の才(抜きんでた才能)を有するのみにあらずして、亦必ず堅忍不抜の志有り」と訴えました。
 これは、青春時代から私の大好きな一節であり、1968年、貴国との国交正常化を提言するに際して、あらためて心に刻んだ言葉でもあります。
 魏院長はじめ、諸先生方の尊き「堅忍不抜の志」に輝く貴学院が、ますます大発展を成し遂げられ、明後年の創立50周年を晴れやかに飾られゆくことを、私は心からお祈り申し上げます。
 結びに、ご臨席のすべての皆さま方の一層のご健勝を深くお祈り申し上げ、私の御礼のご挨拶とさせていただきます。

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