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日蓮大聖人・池田大作

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章沢 陝西省革命委員会副主席主催 歓迎宴での挨拶

1974.6.7 「池田大作講演集」第7巻

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1  尊敬する革命委員会副主任章沢先生、尊敬する対外友好協会陝西省分会責任者魯曼ろまん先生、わざわざ私どもをご案内くださっている中日友好協会の孫平化先生、ならびにご列席の諸先生方、本日はお忙しいところ、私どものためにこのように真心こもる歓迎宴を開いてくださり、ほんとうにありがとうございます。
 西安の地は、いうまでもなく革命の聖地、延安へ行くには、どうしてもこの地を通らなければならず、幾多の青年が、延安へ延安へと理想に燃えて、ここ西安を訪れたと聞いております。八路軍西安弁事処の跡があり、ありし日の革命の焔を胸中に刻みつけられると語る人も多い。
 私も本日、参観させていただいて、当時の方とも語り合い、苦闘の革命史の一端にふれた思いがいたしました。
 革命とは生死をかけた人間の信念の道であることを、あらためて確認したといってよいでありましよう。
 更に西安は、日本と中国の文化交流のきわだった光彩を放つ歴史の地であり、その由緒深い当地を訪問することができたことは感慨ひとしおであります。
 また現在、中国の建設において力強く発展をつづける工業地帯の一つとうかがっております。さまざまな意味で、私は、この地において実りある学習ができるのではないかと、喜び勇んでまいりました。
 初回の訪問のため、皆さまには、大変お世話になると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
 それでは、ご主人か杯をかりて、章沢先生、魯曼先生のご健康のために、ならびにご列席の諸先生のご健康を祈り、あわせて西安の地の興隆発展のために、乾杯をいたしましよう。

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