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日蓮大聖人・池田大作

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宮城総合本部幹部会 真の革新とは価値創造

1969.10.31 「池田大作講演集」第2巻

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1  皆さん方とお会いでき、元気な姿を拝見して、これ以上の喜びはありません。(拍手)
 皆さん方学会員の成長していく姿、幸福になっていく姿、すがすがしい息吹きあふれる姿を見るのが、私にとってなによりも最高の生きがいであるということを、まずお伝え申し上げます。(拍手)
 私達は家族として、兄弟として、日蓮大聖人の真の子供として、弟子として、お互いに世界の平和のために戦っている同志です。難しい話や、ロ先だけの激励を述べるつもりはありません。ロでいうことは簡単です。私は、心から皆さん方を慰めてあげたい。いたわってあげたい。そういう気持ちで話をしていきます。
 「革新の年」の「革新」というのは、当然「保守・革新」の革新という意味にもとれるでしょう。しかし、根幹的には、生命の躍動がなければ、本当の革新はありえません。つまり、新しい創造を意味するのです。それを体内の立ち場から、信心面に限っていうならば、限りない信心、行き詰まりのない信心のみに、生命の躍動があるわけです。これすなわち革新です。ともに信心強盛にして、日々、月々、年々に、幸福の一歩前進と、商売でも、生活でも、一歩脱皮しながらの建設――それを私は信心のうえでの革新であると申し上げたい。それを生活のうえに、活動のなかに実証し、実践してまいろうではありませんか。(拍手)
 全て幸福への前進こそ革新といえると思います。その本源は躍動した生命、限りない信心です。それを社会路線に敷衍した場合に、おのずから革新の本義が決定されるわけです。
 いずれにせよ、現在よりもあらゆる点で一歩脱皮して、創造の実証を示していくことです。空論でもない、観念でもありません。
 私どもの革新の戦いは、三世十方の仏・菩薩から称賛されるでありましょう。その与同利益はお子さんに、お孫さんに、と伝わっていくのであります。

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