Nichiren・Ikeda
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11 病気のときは、必要なら当然医者にかかってしかるべきです。なぜなら仏法は道理であり、科学としての医学は大いに活用すべきだからです。事実、現代医学の発達は、目を見はるものがあります。我々は医学の力を軽視したり、否定するものでは決してありません。
しかし、現代医学では、解明できぬ病気が多いことも事実です。私が恐れるのは、医学に頼りきって、肝心の信心を忘れ、生命力が極端に弱くなってしまうことであります。根本は信心です。故に、唱題に励んで生命力を旺盛にし、そのうえで科学を使いきって、たくましい人生の苦難を克服していってほしい。幹部は、そうした問題については、聡明に、合理的、価値的に対処していっていただきたい。