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公明選挙で勝利へ 第61回本部幹部会

1965.5.23 「会長講演集」第13巻

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1  これから、本部の幹部会はとうぜんのこと、各地方本部の幹部会、地区の幹部会など、月いっぺん幹部が集合するときには、のびのびと明るく集まっていただきたいと思います。
 たとえ一か月間戦って、折伏ができようが、できなかろうが、また、地区、支部、部に多少の事件があろうが、なかろうが、幹部会だけは、全員が安心して、明るく、のびのびと集合していただきたい。
 そして、幹部会においては、おのおのが激励しあい、励ましあって、元気に次の一か月への戦いを開始していく。大聖人の「現当二世」の原理をこの幹部会にあてはめて“幹部会へ行けば、自信をもって、次の一か月の戦いの原動力としていくことができる”このような幹部会を、広宣流布のその日まで、続行してまいろうではありませんか。(拍手)
 ただいま。理事長ならびに各副理事長の方々から、都議会の報告、参議院議員選挙のことについて、縷々話がありましたので、私は、なにも付け加える必要はありません。
 ただ、王仏冥合実現のためのいくさである参議院議員選挙の投票日は七月四日と決定されました。私どもはこれを契機に、さらに鉄の団結をもって、このまま前進していくならば、かならずや諸天善神の加護を得、全員当選は絶対間違いないと確信するのであります。そして、六日の臨時幹部会のときには、全員、勝って、ふたたび明るい顔で集合しようではありませんか。(拍手)
 また、都議会の解散が近くかならずあると私は思います。その準備もしなくてはならない。都議会の選挙は七月末になるか、八月になるか、または秋になるか、それはわかりませんが、いずれにしても、七月四日までは参院選一本で進んでいこうではありませんか。そのあと、東京関係は都議会の選挙に移っていくことになります。この意味において、本日は東京都議会議員候補の推薦を皆さんにおはかりしたいと思います。(拍手)
 この発表につきましては、人事委員会、副理事長会、定例理事会の審議を経て決定されたものを、私が代表して発表し、そして本日は、皆さん方のご了解を得て推薦したいと思いますから、なにぶんよろしくお願いいたします。(拍手)
 二十二名ですが、いかがでしょうか。(拍手)
 これらの人たちは、種々慎重に検討のうえで推薦され、王仏冥合のために立っていただくわけでございますから、一致協力して全員当選させたいと思います。
 本来ならば、あと数名立てる予定になっておりましたが、いま都議会公明党の活躍が花々しいからといって、いい調子になって、むりをして、もし落選者でも出したら悲しむ人も多い。戦って嘆く人をつくりたくない。その意味において、候補は源泉するようにいたしました。
 きょうは、政治の話が多くなりましたが、ぜんぶ王仏冥合という意味においての話であります。くどいようでありますが、どうか皆さん方ひとりひとりが、勝利の前進をして参院選の大勝利を博していただきたい。そして、参院選の大勝利は即ひとりひとりの人間革命の勝利であり、一家庭、一家庭の生活革命の勝利であっていただきたい。こう私はお願いしたい。
 ともに、今回の参院選はとうぜんのこと、これからの選挙もそうでありますが、わが創価学会、公明党の行き方は公明選挙であります。絶対にひとりの選挙違反者もないようにお願いしたい。選挙違反があるならば、違反した人も苦しいし、学会本部もひじょうに迷惑をうけます。合法的に戦っていただきたい。
 他の政党が、他の団体がいかに公明選挙を踏みにじり、民主選挙を踏みにじっていったとしても、わが創価学会の選挙だけは、ひとりの事故者もなく、最高にきれいな選挙を貫きとおしていきたいと思いますけれども、いかがてしょうか。(拍手)
 それで勝った選挙が、ほんとうに創価学会、公明党の強い力を証明した、大衆を大きくリードしていける、賛同させていける大原動力になる。私はこのように思いますけれども、いかがでしょうか。
 皆さん方のご健康とご健闘とを心からお祈り申しあげまして、私の話とさせていただきます。

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