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班一世帯の折伏へ 第58回本部幹部会

1965.2.28 「会長講演集」第13巻

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1  皆さん、こんばんは。三月度も二月度と同じく、班一世帯の折伏を目標にして、ともに班座談会を根本として、前進してまいりたいと思いますけれども、いかがでございましょうか。(拍手)
 なお、ひじょうに多忙な時期にはいりましたが、四月度は指導の月といたしたい。ゆっくりと、ひとりひとりの指導をしていただきたい。皆さん方の一家の確立も、しきっていただきたい。その意味において、四月はそのようにさせていただきたいと思いますてけれども、その点もよろしいでしょうか。(拍手)
 昨日の理事会で、本年度の建設予定の寺院ならびに会館が決定されました。私から報告をするように副理事長会議で申し渡されましたもので、(笑い)お伝えいたします。
 まず寺院でありますが、本年度は二十一か寺になります。東京方面は足立ないし荒川区内に一か寺、江戸川および葛飾区内に一か寺、三多摩方面に一か寺、合計三か寺となりました。
 神奈川方面は横浜市内、川崎市内、平塚市内。
 関東方面は日立市内、宇都宮市内、浦和市内計三か寺。
 東北方面は石巻市、花巻市、本荘市、米沢市、新発田市、合計五か寺になります。
 中部方面は名古屋市、四日市市、飯田市計三か寺。
 兵庫は豊岡市内一か寺。
 中国方面は岩国市、米子市計二か寺。
 九州方面は佐賀市内一か寺。
 以上二十一か寺を、できるだけ早く建立、御供養申し上げて、皆さん方の信心活動のしやすいようにいたしますから、よろしくお願いいたします。(拍手)
 次に会館でありますが、昨年度で、本部を中心にし、合計百二十数か所の建て物を、完成または購入しました。本来ならば、いままでで、だいたい予算が終わっておりますが、特別に二十五会館を早急に購入し、または建設したい。このようにいたしましたので申し上げます。
 東京関係は千代田区、新宿区、葛飾区、八王子市、府中市、大島計六か所に造ります。
 神奈川方面は横須賀市、藤沢市内計二か所。関東は土浦市一か所。
 兵庫は東播ならびに淡路島計二か所。京都は彦根市、敦賀市の二か所。
 北海道は稚内市、滝川市計二か所。東北は大館市ならびに平市計二か所。
 中部は新潟市、諏訪市、小諸市計三か所。
 中国方面は鳥取市、倉敷市、防府市計三か所。
 九州は久留米市、別府市計二か所。
 以上二十五会館を、できるだけ早く完成いたしますもので、よろしくお願いいたします。(拍手)
 三月度も、どうか、けっしてむりをせず、事故を起こさないよう、背伸びせず、楽しい、和気あいあいたる前進をしていただきたい。
 創価学会は、今日、ひじょうに注目をされている。これは皆さん方が、ご存知のとおりです。
 しかし、あくまでも、わが創価学会の根本は、大御本尊であります。そして、純真なる、強盛なる信心に尽きます。しあわせになることです。幸福になりきっていくことであります。そして、王仏冥合の大理念のうえから、社会の繁栄を築いていくこと以外にありません。
 申しわけないことで、私ごとき者が、会長の立ち場で、進んでおります。私に対してはいろいろと批判があります。
 だが“法によって人によらざれ”あくまでも、御本尊を信ずる団体である。それが根本です。
 したがって、これからも、偉大なる前進があればあるほど、御聖訓に照らし、御金言に照らして、三障四魔のアラシはあるでしょう。批判もあるでしょう。しかし、私は、そんなことはなんとも思っておりません。皆さん方も、動揺しない、強盛なる信心で一生を貫きとおしていただきたい。また後輩の人にも、その指導をお願いしたいのであります。

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