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リズムある戦いを 第55回本部幹部会

1964.11.27 「会長講演集」第12巻

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1  お忙しいところ、たいへんご苦労さまでございます。十一月は関西の文化祭をはじめ、東京の文化祭、また公明会館の落成入仏式、そして公明党の結成大会等々ひじょうに多忙でありました。したがって、十二月度ならびに一月度は“指導の月”にしたいと思います。賛成の人は手をお挙げになってください。多数決といたします。(笑い)
 公明党へいって議員の方々が、来年は選挙もあるから、なんとかこのまま“班一世帯”の戦いも順調になったし、つづけてほしいと、何回もいいましたが、私は「絶対にしない。選挙のための折伏や座談会はしない」との決心です。
 あくまでも一生成仏のため、人間革命のため、崇高なる王仏冥合達成のただひとつのための折伏であり、座談会である。軽々しい考えはもってもらっては困る。
 学会員の方々は十二月も一月も、いろいろと組織の充実、生活の確立、事業、商売との闘争「信心即生活」のリズムある戦いをしてもらいたい。こう私は心配をしております。
 どういう花々しい戦いがあるからといって創価学会の根本方針には、なんら変わりはございません。安心して、自信をもって、ゆうゆうと私とともに前進していただきたいと思うものであります。(拍手)
2  そういうわけで、十二月度ならびに一月度は“指導の月”として、成果の発表はありません。ただし、さきほどからお話がありましたとおり、せっかく軌道に乗り、順調になった座談会、班一世帯の戦いの自覚は忘れないようにしていただきたい。そして、くどいようでありますが、組の充実、班、地区、支部の確立、いままでなかなか徹底できなかった個人指導等、組織の確立などに重点をおいていただきたい。
 この十二月度は、とくになにかとたいへんな月でありますゆえに、題目を声高らかにあげて、人生にとって最高の年末であった、最高に楽な、充実した年末であった、よいお正月が迎えられる。そういえるための一か月間の戦いをしていただきたいと心から念願申し上げます。(拍手)
 また先日、日達猊下から「この一年間、総本山を厳護してくださり、ならびに創価学会の戦の源泉であられた財務部員の方々に、新年にあたって、“ふくさ”をさしあげたい」とのご伝言がありましたことをお伝え申し上げておきます(拍手)。
 たいへん、この一年間、財務部員の方々、ありがとうございました。厚くお礼申し上げます。(拍手)
 その他のことは、理事長はじめ副理事長の方々から、いろいろとお話のあったとおりであります。公明党が結成され、これからいろいろと多角的な活動が展開されますが、根本はいつも申し上げるとおり、ぜんぶ信心であります。大聖人様の教えを根幹とした戦いであります。
 王仏冥合の指導者は、私でありますから、安心して私といっしょに進んでいっていただきたい。(大拍手)十二月の幹部会の時には、いちだんと希望に燃え、元気あふれる姿でお目にかかりたいと思います。長い時間、ご苦労さまでございました。(大拍手)

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