Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

純粋に戦う人が勝利者 吹田会館入仏式

1964.8.29 「会長講演集」第11巻

前後
1  きのうも副理事長とも懇談したのですが、東北にも文化会館を造るから、関西にも、来年の戦いでも終わって、もう少しかかるかもしれませんが、文化会館を造ってあげようと、そういうふうに決まりました。
 それで創価学会が、戸田先生が、大折伏の先陣をきって指導をとりはじめられたころは、ご存知のように、これ以下の会館、本部であったのです。そこで、戸田先生が法華経の講義、御書の講義、人材の育成等、火の出るような薫陶をなされました。
 そのときに薫陶されて育ったのがいまの最高首脳部です。学会のほとんどの最高首脳部は、その狭い本部から育った人材です。弟子であります。
 根性曲がりや、億病者や、そしてまた、退転した者も多少はおりますけれども、どの人を見ても、どの指導者を見ても、痛烈なる戸田先生の薫陶をうけて大きく育った顔を、私はいつもえがいております。
 また、関西においても、やはり関西の草分けとして悪戦苦闘して戦ってきた人が、いまの関西の最高首脳です。ずいぶん苦しいことや、たいへんなことがあったことも存じ上げております。
 折伏しきった者、信心しきった者、そしてまた、大御本尊様を師匠として、日蓮大聖人様のおおせどおりに、純粋に戦いきった者が最後の大勝利者になっていることは厳然たる事実であります。
 同じく、この小さい吹田会館でありますが、この会館にきた人々が、ある場合は班長さん、ある場合は地区部長さん、ある場合は組長さんもくるかもしれません。
 このなかから、かつての東京の本部そしてまた、関西の草分けと同じく、この吹田会館に集まった人々が、多数、未来の大人材として育って、王仏冥合への戦いの先駆者を送り出してもらいたい。そういう人材をたくさんつくりあげてもらいたい。
 このことを心からお願い申し上げます。
 最高幹部である皆さん方に期待いたします。なかなか私もくることはできないと思いますゆえに、皆さん方にいっさいを託していきます。よろしいですね。それで、きょう集まることができなかった地区部長ならびに、班長、組長さん、組員さん方にもくれぐれもよろしくお伝えになってください。

1
1