Nichiren・Ikeda
Search & Study
信心の有段者に
第四回全国柔剣道大会
1964.6.28 「会長講演集」第11巻
前後
1 たいへんに長い時間、ご苦労さまでございました。
疲れたことでありましょう。きょうはゆっくりお休みになっていただきたいと思うのです。
諸君の敢闘精神を拝見しまして、まことに頼もしく思っております。また、うらやましくも思っております。
どうか、さらに心身ともに鍛えて、社会のりっぱな指導者に育っていただきたいことを、心からお祈り申し上げます。(拍手)
なお、青年部を暖かく見守り、本日も長時間にわたって審判をしてくださった先輩諸兄に対して青年部にかわって厚くお礼申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
また、応援の諸君も、勝ち負けは別として、一日、同志のために声援したことに対し、ほんとうにご苦労さまでございました。(拍手)
私どもは、ぜんぶおのおのが職業をもっている。そのうえに立って剣道をやり、柔道をやり、空手をやり、折伏をやり、教学をやり、選挙をやり、かつは音楽をやり、体育大会をやり、社会全般のことをやっています。これが真実の民主主義確立の偉大なる大衆運動、国民運動であると私は確信するものであります。(拍手)
すなわち、第三文明は、真実の民主主義は、創価学会の手によって確立しきるのです。そのおおいなる前進であるとの心意気をもって、誉れをもって進んでいっていただきたいと思うのです。
有段者は、今度は信心のうえの有段者になっていただきたいのです。すなわち、大仏法の奥底をきわめ、カある社会の大指導者になることが仏法のうえの有段者です。
また、審判の先生方は、宗教の正邪ならびに、政治の正邪の審判官になっていただきたいことを心から念願してあいさつといたします。