Nichiren・Ikeda
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七百年の風雪に耐え
大客殿落慶法要
1964.4.1 「会長講演集」第11巻
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1 私ども創価学会員の真心によって、大客殿を日達上人猊下に御供養申し上げることができました。これほどの福運はございません。まことにおめでとうございました。(拍手)
三大秘法抄に「時を待つ可きのみ事の成法と申すは是なり」との日蓮大聖人様の御聖訓がございます。その時がついにやってきたとの感を深める者は、私ひとりではないと信じます。
日蓮正宗も風雪七百年、代々の御法主上人猊下に、日達上人猊下に、また、民衆のために大白法を厳護くださいました猊下、ご僧侶方に、私は在家を代表しまして、心から「ありがとうございました」と申し上げるものでございます。
わが創価学会も、激戦に激戦を重ね、ここに三十数年、苦難の戦いをつづけてまいりました。しかし、春がやってきた。黄金時代がやってきた。私どもがより以上大功徳をうけながら楽しみきって、団結を強めて、かならずや王仏冥合を実現してみせるという誓い合いをしたいと思うのでございます。(拍手)
本日の盛儀に列席できなかった同志の方々に、くれぐれもよろしくお伝え願いたいと思います。よろしくお願いいたします。
最後に、ご遠方のところ、わざわざご来山くださいましたご来賓の方々に深くお礼を申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。