Nichiren・Ikeda
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外護の任を果たす
雪山坊落慶入仏式
1964.3.29 「会長講演集」第11巻
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1 本日は、たいへんにおめでとうございました。世紀の大殿堂である大客殿の落慶法要を目前にひかえまして、宗門の大興隆を象徴するがごとく、ここに雪山坊の落慶入仏式ができえましたことを、創価学会を代表しまして、日達上人猊下に心よりお祝い申し上げます。おめでとうございました。(拍手)
また、もったいなくも、猊下より、この雪山坊を総登山のために、指揮所として使ってよろしいというご認可をたまわりました。猊下のご慈悲に感じて、私どもはさらに猊下に対したてまつり、総本山に対し厳然たる外護の任をまっとうすることを、おたがいに誓い合いたいと思うものであります。(拍手)
さきほど総監から話がございましたが、雪山坊といえば即、雪山童子を思い出します。私どもは己心の雪山童子を湧現して、この坊にきたときは、さらにあの求道の精神、あの若々しい情熱の戦い、また、あの清らかな、雪のような純白な信心を奮い起こして、一生成仏のためにも、総本山外護のためにも、そして王仏冥合のためにも、勇んで活躍していきたいと思うのです。
最後に、三百万総登山、そしてまた広宣流布の日まで、たくさんの信者が各坊にお世話になりますことを、宗務院、坊のご住職の方々に心からよろしくお願い申し上げまして、私のあいさつといたします。おめでとうございました。