日蓮大聖人御書|池田大作著書|御書検索|スピーチ検索

1 　ただいままで、さまざまな指導がございました。どうか、その指導を胸に秘めて、そして後輩のために正しく指導し、実践をしていただきたいことを、まずお願い申し上げます。
　創価学会の強いのは、信心があり、信心が即実践であるからであります。幸福への実践、王仏冥合への実践、観念論ではないのです。あくまでも実践に実践を移していくところに、いかなる戦いをも勝利に導いていくのです。これが学会の精神であり、伝統なのです。
　二月度も、どうか事故のないように正しい折伏をしていただきたいと思います。
　絶対にといっていいぐらいに事故を起こさないでいただきたいと思うのです。
　広宣流布への戦いは持久戦です。福運をたくさん積むための信心であり、楽しい人生を生きるための信心であり、そして不幸な隣人を救うために、堂々たる戦いをしていこうではありませんか。（拍手）
　聖教新聞で、すでにご存知であると思いますが、二月の十一日には関西本部の新館ができ上がります。地下一階地上三階であると思います。三月の二十日すぎには、鉄筋コンクリート三階で中部の本部が完成いたします。また公明会館は十月には地下一階地上四階でりっぱにでき上がる予定で、建設がすすんでおります。
　そのほか、本年度の全国広布への布石としまして、北海道に鉄筋コンクリート三階で本部を造る予定であります。ぜんぶ敷地は買ってあります。建設委員会、そして副理事長会等においても、ぜんぶ話がまとまりました。北海道本部の次には、秋田に鉄筋三階でやはり本部ができる予定です。
　その次に、横浜に鉄筋三階でやはり、できうれば本年じゅうにでき上がる予定であります。多少は来年に落成式が回る分もあると思いますが。それから沼津にやはり千何百坪の土地を買ってありまして、三百万総登山の中間の指揮所としまして鉄筋で二階または三階建で造る予定ですすんでおります。静岡の本部も鉄筋三階で、すでに起工式が終わりました。広島でも鉄筋三階で、もうじき起工式のはこびになっております。九州にも、鉄筋三階でただいま建設中でありますが、まもなく起工式の予定です。
　また、そのほか小さいながらも会館をいくつか買う予定にもなっておりますし、買ってあるところもございますし、新しく建てるところもすすませています。
　皆さん方の戦いしやすいように、私どもとしましても、出版等の多少なりとも利潤の蓄積を、ぜんぶ本年は使って、王仏冥合の牙城を完ぺきに仕上げようという決心で出発いたしましたから、ご承知おき願いたいと思うのです。（拍手）
　二月の幹部会は日大講堂でございますが、どうかひとりももれなく、カゼをひかないように、元気いっぱいの姿でお目にかかりたいことを申し上げまして、私のあいさつといたします。（拍手）