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日蓮大聖人・池田大作

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春を迎えた高知 高知会館入仏式

1964.1.17 「会長講演集」第11巻

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1  小さいながら、高知会館の入仏式まことにおめでとうございました。(拍手)
 御本尊様を拝してみますと、御本尊様の日付けが昭和三十九年一月二日の日付けになっています。学会再建の戦いがもっとも激しかったときに、戸田先生が東奔西走されたそのなかで、四国のうちでは高知にまずおいでになられました。そういうもっとも縁の深い戸田先生のご命日なのです。
 また、自分勝手のことを申し上げることは僭越でありますが、一月二日は私の誕生日です。御本尊様を拝みながら「どうか私とともに、高知の同志の方々が、ひとりも退転なく、希望に燃え、そして幸福になりきっていただきたい」と、このようにご祈念申し上げました。
 きょうを第一歩として、願わくは高知に春がやってきた、真実の学会っ子の、真実の幸福への出発点であり、夜明けであり黎明であるという心意気をもって、前進しきっていただきたいのです。(拍手)
 私が高知の同志の皆さん方のところへきたということは、天魔波旬を打ち破ったということにつうずるとの確信をもって、なにものも恐れず、ゆうゆうと進んでいただきたいのです。
 そしてまた、仲良く、土性骨をもって、高知の広宣流布のためにも、そしてまた一家和楽のためにも、一生成仏のためにも、たくさんのこれからの後輩の模範となって戦い「ああ自分の人生は有意義であった、楽しかった」「これでよし」といえる人生を築き、そしてまた子孫末代までの大功徳の回向をされんことを心からお祈り申し上げまして、あいさつといたします。
 おめでとうございました。

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