Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

同志の追善供養を 第42回本部幹部会

1963.10.28 「会長講演集」第10巻

前後
1  十月度の前進、まことにご苦労さまでございました。(拍手)
 すでにご存知のとおり、総本山におきまして、世紀の大客殿の建設が着々と完成に向かって進んでおります。それで、私どもは王仏冥合の戦いをば、日蓮大聖人様のおおせどおりに、あらゆる迫害を乗り越えて闘争に闘争を重ねております。したがって、ひとりひとり地涌の菩薩とし、大聖人様の子供として、大御本尊様からたくさんの大功徳を受けていただきたい。遠慮なくちょうだいしていただきたいのです。それで大客殿の建立を記念しまして、私としまして、本部として、メダルを作りましたが、だいたいでき上がりました。それでまた、不平等になりますもので、きょうはお許しを願うわけなのです。
 純銀のメダルを、一月一日を期して授与させていただきたい。その範囲は部隊長以上、また支部においては副婦人部以上全員とします。本来ならば、大客殿建立に関係してくださった方々全員に差し上げるのがとうぜんでありますが、全員にメダルを作りますと、もうひとつ大客殿を造るだけの費用がかかるわけなのです。ですから、部隊長以上、副婦人部長以上の方々が全員を代表して大客殿の落慶法要にそれをつけて出席していただきたいと、このように木目させていただきたいと思います。(拍手)
 だいたい、全員拍手したことにします。なかには、私は拍手しなかったと文句をいう人がいるかもしれませんけれども、どうかひとつ、大局的に考えていただいて、決定をさせていただきます。
 それで、先日、堀猊下ならびに日昇猊下の七回忌に出席をさせていただきました。そのおり猊下より種々お話もございました。そのなかで、三百万人の登山者全員に、猊下の揮ごうをいただいた短冊をくださることになっております。(拍手)
 また、班長・班担さん以上に――班長・班担さん一家族の場合は一冊になりますけれども、猊下の御説法集をば、その班長・班担さん以上の方々全員に、一月一日付けをもって配付することになっておりますから、お伝え申し上げます。(拍手)
 また、これはすでに聖教新聞に発表になりましたが、恩師の七回忌が四月二日に終わり、四月八日に、昭和二十六年移行、創価学会員としてなくなった人――退転をした人を除くことはやむをえませんけれども――全員の合同法要をいたしたいと思います。
 本山のほうは三百万総登山でひじょうに多忙でありますゆえに、妙光寺が新しくでき上がりますので、妙光寺において合同法要を、私が願主となって全理事、全大幹部が集まっていたしたいと思います。細かいことにつきましては、本日の大幹部
 会、または先日の本部長会等において、ぜんぶ申し上げてございます。
 また、先日申し上げた十年以上信心している班長・班担さん、また組長さんのなかで常住御本尊様をいただけることにつきましても、これも先日ぜんぶ決定いたしまして、私が代表で猊下にお願い申し上げることになっております。約二千何百人、これだけご報告申し上げてはおきます。
 どうかひとつ、たいへんおそくなりましたし、カゼをひかないように、また、ただいま理事長から話がありましたごとく、事故を起こさないように気をつけて、十一月の前進をしていただきたい。十一月の幹部会のときに、ふたたび元気いっぱいの姿でお目にかかりたいと思います。たいへんご苦労さまでございました。(拍手)

1
1