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訓諭におこたえして 第39回本部幹部会

1963.7.27 「会長講演集」第9巻

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1  七月度の闘争、まことに、まことにご苦労さまでございました。
 さきほど北条副理事長から話がありました、海外指導に行かれる幹部の方々をご紹介し、ともに私どもで送りたいと思います。飛行場等へは、学会の方式として、大勢で見送り等はいたさないことになっておりますし、したがって、その見送り等においては、私ども理事室が代表で送りにまいりたいと思っておりますし、きょうは、皆さん方がこの会場で送ってさしあげていただきたいと思います。
 東南アジア方面第一班として、原島理事長、竜副理事長、上原本部副婦人部長、それから、もうひとりは沖縄総支部長である安見理事がまいります。きょうはみえておりません。
 東南アジア第二班、小泉副理事長、森田副理事長、白木薫次理事、それに沖縄総支部婦人部長である仲間さんが随行いたします。
 次にアメリカ第一班、辻副理事長、石田本部副婦人部長。アメリカ第二班、柏原本部婦人部長、二宮理事。南米方面、白木副理事長、牛田理事、以上の方々でございます。
 どうかひとつ、からだに注意なされて、元気で行ってらっしゃい。
 それで、公明会を代表しまして、同じく八月の十日に出発になりますが、列国議会同盟会議に参列のために、世界一周をかねて渋谷理事が出発いたします。
 なお、これは九月になる予定でございますが、秋谷君、藤原君、渡部君、この三人は、ソ連ならびにチェコのほうに行ってまいります。
 また九月になりますが、公明会を代表しまして、やはり柏原先生に欧州方面の視察に行っていただくことになっております。
 今回までは本部の理事、最高幹部になっておりますが、来年の夏の海外指導においては、できうるならば、今度は皆さん方のなかからも、いまからしっかり功徳を受け、貯金をしていただいて、自費参加として海外指導に行かれたならばどうかと提案するのでありますけれども、どうでしょうか。
 もう全世界ぜんぶに土台はできておりますから、あとは指導よりも、視察に行くようなものかもしれませんけれども、いずれにしても、これから十年、二十年先まで、世界平和のために、世界の広宣流布のために、また皆さん方のお子さん方、お孫さん方等が同じ心をもって世界平和のために戦うためにも、私どもが先輩となって、しっかり道を築いておきたいと思っております。しっかり世界に目を転じつつ、足元をまたしっかり踏みしめて、仲良く、楽しく、一生涯、大御本尊様に照らされて、戦いきっていこうではありませんか。
 なお、先日の新聞でご存知のとおり、もったいなくも御法主上人猊下より、全日蓮正宗僧侶ならびに法華講講員等に対して訓論が発せられました。あくまでも創価学会の死身弘法の精神、日蓮大聖人様のご遺命である王仏冥合達成に全魂を打ち込んで進んでいるこの姿こそ、模範であるとのおほめのことばであります。御僧侶も、そしてまた法華講一同も、ぜんぶ創価学会を模範とせよ、亀鑑とせよ、全力をあげて協力せよとの猊下のおことばでございます。
 私どもは、さらにさらに信心を強固にし、そしてまた、そのおことばを身に体して、全民衆から心から信頼され、慕われ、どうしても創価学会でなければならない、創価学会にお願いする以外にないということを、今日までも厳然たる事実で証明してまいりましたけれども、さらにさらに団結を強め、功徳を受け、力をもって、いままでの十倍、二十倍の証明をしてまいろうではありませんか。
 八月の幹部会のときに、また原島理事長をはじめ、海外指導に行かれた大幹部もみんな帰ってまいりますし、また皆さん方と元気いっぱいの姿をもって、この会場でお会いしたいと思います。たいへんに長い時間、ご苦労さまでございました。

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