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日蓮大聖人・池田大作

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「楽しい折伏」第一で 鹿児島総支部幹部会

1963.6.20 「会長講演集」第9巻

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5  この大御本尊様をたもって、絶対にしあわせになった姿は、これはたくさんあります。皆さん方もそれは功徳を受けております。だが、まだまだ小さい功徳です。
 よく戸田先生は「わたしの功徳からみれば、あなた方の功徳はお椀一杯ぐらいの功徳だな。わたしの功徳は公会堂いっぱいである」そのように申されておりましたが、私は初めはずいぶん大きいことを申されるなと感じておりましたが、そばにずっとお仕えして、事実、戸田先生の大功徳、大境涯は私どもが足もとにおよばないご境涯であるということ、そしてまた大功徳を感受しきっておられるということは私は知りました。
 また戸田先生のことは別として、原島先生の姿、柏原先生の姿、十年、十五年、二十年と忍耐強く、まっすぐに信心を貫き通した先輩の姿を冷静に見ていっていただきたいのであります。この方々は皆さん方よりも、もっともっとひどい生活であったことも聞いております。私も知っております。だが、いまの幸福の姿、大功徳の姿、この姿は皆さん方の何十倍、何百倍、何千倍であります。科学的に私はよく先輩の姿を見、そしてまた話すのです。あまりの私のことをいうと、少しウソをついたように思われるといけません。まだ私は若いですから、なるべく先輩の話を正面にするのです。私も大功徳は受けています。測り知れない大功徳を受けております。
 どうか、文証、理証より現証にしかずです。先輩の信心、先輩のりっぱな闘争の歴史、そしてまた先輩の功徳を皆さん方が手本として、皆さん方こそ先輩以上の信心になっていただき、先輩以上に幸福者になっていただきたいことを心からお祈り申し上げるしだいであります。
 ぜんぶ等しい大御本尊様であります。大御本尊様の功徳は、中天に輝く太陽の姿であります。私は「黄金時代」にはいったと、このように申します。これからの十年、二十年は創価学会の黄金時代であります。大御本尊様の功徳がさんさんと輝いている姿を確信し、覚知するからであります。そのリズムに、皆さん方もしっかりのっとって、有意義な一生を、私とともに大御本尊様に照らされて生きていただきたいことを最後に切望して、私の激励のことばといたします。ご苦労さまでございました。

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