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日蓮大聖人・池田大作

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十年間、まじめに 関西本部幹部会

1963.5.31 「会長講演集」第9巻

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1  四月の闘争は、まことにご苦労さまでございました。
 わが創価学会の目的は、申すまでもなく個人のしあわせと、また日本一国が安定、平和になることを念願していることはとうぜんであります。自分自身の絶対の幸福は、なにによってなされるか。末法今時においては、三大秘法の御本尊様以外にないことは、私どもは文証、理証、現証のうえで覚知しております。
 いずこを捜しても、だれびとに聞いても、また皆さん方が一生涯かかって、ほかの根本原理を追究してみても、到達できるわけがないわけであります。大御本尊様以外にないのです。
 したがって私は申し上げたい。大御本尊様をまじめに信心した人と、また信心をしている私どもを誹謗した人と、将来十年間みた場合に、どういう結果になるか。また、創価学会員として王仏冥合をめざして活躍をした純真なる同志の人と、学会を離れていく、その人々と十年間みた場合、どれだけの相違が、またどれだけの幸、不幸の現証が現われるかということを、皆さん方ひとりひとりが実験証明者として、今後十年間すすんでいただきたいのであります。
 きょうは私も元気いっぱいに皆さん方といっしょに指揮をとって、合唱したいと思うのです。また原島先生も、それから白木本部長も、皆さん方がやってもらいたい人は、みんな指揮をとりますから、それでいいでしょう。
 それで、現在では関西第二本部(関西本部新館)も着々と建設をされております。でき上った時には、また思う存分それを使っていただいて、皆さん方が「絶対に自分以上の幸福者はいない、自分は幸福者だ」と事実いいきれるひとりひとりになっていただきたいことを心からお祈り申し上げまして、私のあいさつといたします。

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