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三千の大幹部整う 第37回本部幹部会

1963.5.25 「会長講演集」第9巻

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1  皆さん、こんばんは。
 明日は皆さん方を代表しまして、年一回の御法主上人猊下よりの園遊会の招待の日になっているのであります。
 したがって、大幹部一同、園遊会に行ってごちそうになってまいりますが、招待のない皆さん方は、明日はおうちで楽しく園遊会をしていただきたいと思います。
 よろしいですね。
 また、ただいま理事長からお話がありましたが、一段と組織の拡充がなされ、ご存知のように理事室も百二十四名、私を入れまして百二十五名となりました。信心経歴も十年、二十年の人であり、戸田先生のもと、また牧口先生のもとに、学会をここまで築いてきた、血のにじむような建設の歴史を貫きとおしてきた、一騎当千の知勇兼備の大指導者であります。
 ともに大幹部も、戸田先生がなくなられた時には、三十名から四十名の大幹部でありましたが、現在では三千名になんなんとする大幹部の陣容になりました。私が会長に就任した時に、猊下に「まず、大幹部を三千名勢ぞろいすることが私の第一段階なのであります。本山においても、かつては、天台大師、伝教大師時代も“一山の大衆三千名”といわれたごとく、御僧侶のほうも三千名どうかはやくそろえてください」と、このように申し上げたわけでありますが、本山のほうは、やはりゆっくりしておりますし、また、そうかんたんに御僧侶はできませんもので約六百名ですか。学会のほうは、三千名の陣容を整えることができたわけであります。
 私は、この理事室、大幹部がいるかぎり、また、他のいずこにもない、絶対の力のある大御本尊様を、わが創価学会は奉持し、厳護し、そしてまた三千名の大幹部ができ上がった今日においては、大盤石の学会になったと、どんなことがあっても微動だにしない。この団結をもって進んでいくならば、絶対に広宣流布達成は間違いないと断言するものであります。
 その第一歩とし、また、きょうを契機に、来年の四月二日、五月三日の総会をめざして、大勝利の獲得のために、ゆうゆうと、楽しく、師子王のごとく、この一年間を前進していこうではありませんか。
2  日達貌下のご招待
3  日達猊下のご招待は、まさしく日蓮大聖人じきじきのご招待をあずかったことであります。これに参列できたことは、世界最高の式に参列できたのであり、また力強く広布へのコマを進めて、来年の五月にまた楽しい一日を過ごさせていただこうではありませんか。親子兄弟以上に暖かく真心をもって迎えてくださる各坊の方々に対して、ねんごろなるお礼を申し上げます。

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