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常住御本尊を下付 第35回本部幹部会

1963.3.27 「会長講演集」第9巻

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1  皆さんこんばんは。三月度の活動、たいへんご苦労さまでございました。私はべつに選挙の話はしませんから気をらくにしてください。
 一昨日、杉並の寺院が落慶しまして、猊下にお目通りをいたしました。その時にご認可をいただいたわけでございますが、それは五月か六月に、いっぺん皆さん方のご協力を得て調査を申し上げてからになりますが、常住御本尊様を大幹部の方々はほとんどいただくことができましたが、いかにせん、あまりにも膨大なる学会人でありますもので、猊下様はおひとりですから、なかなかおしたためもたいへんであります。もったいない話でございますが、全員にはできませんでしたが、今日の学会の基礎を築いてきた、宗教革命のかげの力になって戦ってこられた相当数の功労者がおります。
 すなわち、信心十年以上で、班長、または、なかには組長さん等も含めて、またそれを原則として、場合によれば八年、九年の人もはいるかもしれませんが、全員の方々に常住御本尊様をちょうだいすることができるようになりましたことをご報告申し上げます。
 どうか、境遇や仕事の関係や、さきほどまでのことで大幹部になれなかったけれども、学会の礎となって、かげで働いてこられたそういう方々に、心から敬意と真心こめて賛辞を送ってあげていただきたいことを、よろしくお願いいたしたいのであります。皆さん方からお願いしたのであります。
 最後に、今度の選挙をとおしましても、どうか立つ人も、また応援する方々も、からだを大事にしていただいて、けっして無理はしないで、なんの事故もなく終了していただきたいことを、私は心から念願いたします。そして、私どもの勝利は王仏冥合の勝利であり、真の善良なる市民の勝利であり、大衆、民衆の勝利であるということを確信して戦おうではありませんか。ひとこと申し上げまして、あいさつといたします。

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