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日蓮大聖人・池田大作

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題目上げ自分自身が成長 神奈川本部大幹部会

1963.3.7 「会長講演集」第9巻

前後
1  第一に寝不足をしないように、お気をつけになっていただきたい。長い闘争でありますし、とくに後輩の方々に対しじゅうぶんに配慮してあげていただきたいのです。皆さん方も疲れている場合もあるし、おそくまで仕事をしなければならない場合もあると思います。よく協力しあい、団結しあい、理解しあって、いつも元気でいくさの指揮をとられるように自覚していただきたいのです。自分のからだです。
 からだのコンディションだけは、自分がしっかり題目を上げ、睡眠をとって、リズム正しく進んでいただきたいのです。
 二番目に申し上げたいことは、一面は忍耐強く、納得のいくまで指導の任にあたり、折伏にあたるのはとうぜんです。だが一面、あまりしつこく、感情がからむようになってしまうと、かえって無価値の場合がありますから、とくに気をつけて戦っていただきたい。
 三番目には、しっかり題目を上げることであります。自分自身が題目を上げて成長する以外に、後輩の激励、後輩の向上はできません。「汝自身が成長するのだ。
 きょうよりもあす、御本尊様の使いとして、自分が成長することが、後輩がぜんぶ成長するのだ」と確信しきって、信心をしていただきたいのです。
 神奈川県は神奈川で築きなさい。東京と同じようにならなければならないという神経を使う必要はありません。あくまでも御本尊様はぜんぶ等しいのです。神奈川ができてから十年、十五年になるのですから、ここでがっちりした神奈川城を造りなさい。この決心で本部を中心として集結すればよいのです。本部長が東京へきているのです。理事だっていつも東京へきているのですから、そういうふうに割り切っていけばいいのです。そうすることによって、本部の動きが、しぜんのうちに伝わり、吸収できるのです。信心は距離ではありませんし、方法ではないのですから、それを根本とした場合に、おのずから解けるのです。

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