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形式主義はいっさいやめよう 中国第三総支部幹部指導会

1963.2.23 「会長講演集」第9巻

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1  たいへんにしばらくでございました。元気なお姿を拝見して、私も心から喜んでおります。
 日夜の闘争まことにご苦労さまでございます。本年もまた自分自身の幸福確立のために、人間革命のために、功徳を受けるために、山田本部長を中心として、しっかり団結して前進していっていただきたいことを、心からお願い申し上げます。
 それで、公式の場合は本部長とか、副理事長といいますが、いったん本部へ帰ったり、車に乗ったりして話をする場合には、山田本部長の場合は「徹ちゃん、徹ちゃん」というのです。
 それほど形式はないのです。地区部長だから地区部長らしく見せなくてはいけないとか、会長だから会長らしく尊敬させなければ侮辱されたように思われるかもしれないとか、本部長だから、副理事長だから、理事だから、支部長だからというような肩書を売るような、また、そういうふうに見せるようなかっこうになった場合には形式主義なのです。
 仏法のうえでは、すこしでも自分よりも仏法を知っている者に対しては、尊敬して教えを受けなさいという、松野殿御返事(御書全集1383㌻)という御書があります。指導を受けるべき立場における、その気持ちは必要でありますけれども、あくまでも大御本尊様を根本とし、いまでは、創価学会の社会においては私が中心になりますけれども、ぜんぶおたがいに激励しあい、補いあって、生涯、永遠に創価学会は信心第一をもってすすんでいこうではありませんか。

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