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学会の大飛躍は必然 本部初勤行

1963.1.1 「会長講演集」第9巻

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1  昨年も、たいへんお骨をおっていただき、また、本年も広宣流布のために、幹部の皆さんにはお骨をおっていただくと思いますが、どうか、からだを大事に、がんばっていただきたいと思います。
 ただいま理事長から話がありましたごとく、ことしも三大目標に向かって前進をしなければならない年でありますが、私も元気いっぱいに、さらにさらに、王仏冥合をめざして陣頭指揮をとってまいります。皆さん方も、願わくは後輩の人々の幸福を願って、自分自身が内外ともに、りっぱな指揮者であるなといわれるような、そういう幹部になっていただいて、前進していっていただきたいことを、まずお願い申し上げます。
 どうしても、本年はいままで以上に、創価学会の飛躍は、発展は大であると確信しております。注目の的となることはとうぜんであり、全世界の注目の的となることも、必然であると私は思っております。したがって、学会内においても、学会外においても、社会においても「さすが創価学会の幹部はたいしたものだ」「力がある」「りっぱだ」と、このようにいわれるようになっていただきたい。
 また、私は年頭にあたっていつも申し上げることは、恩師戸田先生が残された三指針であります。「一家和楽の信心」「各人が幸福をつかむ信心」「難を乗り越える信心」この三つの指針をば幹部みずからが実践し、証明し、ともに後輩の人々にもよく教えて、絶対の幸福生活ができるまでの忍耐強い、暖かい指導をしてあげていただきたいことを、また望むものであります。
 「一家和楽の信心」・だれも信じられないときに、大御本尊様を根本として御本尊様に照らされて「こんなにも、ことしもしあわせになつたか」「功徳に満ち満ちた生活ができたか」「想像もしなかったしあわせになった」と、このようにいいきれる一軒一軒の信心のめんどうをみてあげていただきたいと思います。
 また「各人が幸福をつかむ信心」・日本の国自身も総罰であります。だれを信じ、どの指導者についていったらいいのかわからない。どの思想がほんとうの思想であるかわからないようなこの時代にあって、大御本尊様をだきしめて、絶対に生きていくことそれ自体が、楽しくて楽しくてたまらない、こういう全学会員のひとりひとりであるように、また指導していっていただきたいと思うのです。
 また、おのおのの宿命と戦いにあって、難を乗り越えていかねばならない個人個人もあると思いますし、家庭家庭もあると思いますけれども、堂々と難を乗り越えて、変毒為薬して、宿命転換し、人間革命して、やはり最高の幸福生活、物心ともの幸福生活ができうるまで、私に代わってしっかりと指導してあげていただきたいことを、心から念願申し上げまして、年頭のあいさつといたします。

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