Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

大指導者に育て 11月度学生部幹部会

1962.11.19 「会長講演集」第8巻

前後
1  来年は教学の年で、教学上のむずかしい問題、どうしても究明しておきたい問題について大白蓮華にも教授が出していきますし、また、こういうふうに論じ合って究明もしていきます。きょう納得がでぎなかったといって御本尊はウソだとか、そういうことは別問題にしてください。御本尊は絶対です。日蓮大聖人様の仏法はこれは間違いはありません。
 私の気持ちは、私よりも何十倍、何百倍、皆さん方が力をもってもらいたいのです。それがいつわらざる私の皆さん方に対する願いです。私も楽だし、また、そのほうが大勢の人を納得せしめていけるのですから。そういう意味で皆さん方がどんどん大白蓮華にも出していただきたいし、それから試験も受けて、大きく、自分も大教授に、それから大助教授になってもらいたい。これをお願いします。期待をかけているのですから。
 ほんとうに、さきほども秋谷君が話しましたが、次の学会のバロメーターは、青年部はとうぜんであるけれども、もう一歩先は、または考えねばならないことは、学生部です。私は学生部に力を入れていかねばならない。それもとうぜんのいまの時代の流れなのです。せめて、会長は未熟でありボンクラで、皆さん方を全体的に満足させるようなことができないかもしれませんけれども、私のこの誠実なる気持をくんでもらって、皆さん方が私に代わって、次の学会の大きく戦っていける大指導者となってもらいたいと、これだけお願いします。
 私がいるあいだは、少しでも仏法のうえで指導できるものはしてまいりますから、はやく吸いとってもらって、次の学会の大指導者になってもらいたいと、くどいようですけれども、これだけをいつも学生部にいっているのです。

1
1