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日蓮大聖人・池田大作

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いっさいの活動やりぬく 10月度男子部幹部会

1962.10.3 「会長講演集」第8巻

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1  皆さん、こんばんは。                          
 体育大会が見事に終了し、すぐに今度は教学の試験にはいり、ともに文化祭、それから年末には恒例の青年部の総会、来年にはいれば、また任用試験があり、そして統一地方選挙があり、休むひまもなく、わが創価学会は前進に前進をかさねておりますけれども、どうか青年部の幹部諸君は、どんな活動も、どんな法戦も、ぜんぶやりきっていくという自覚をもって進んでいただきたいのであります。
 折伏もしなければならない、仕事も全力をあげていかねばならない、部隊員の指導もしなくてはならない、いっさいの活動が、すべて大きくいえば広宣流布のためであり、また、なんじ自身の一生成仏のためであり、ぜんぶが永遠にくずれることのない財産を築いているのである、金剛不壊の、色心ともに健全なる幸福の生命を築ききっているのである、こういう自覚をもって、私とともに生涯、前進をしていってください。
 真に偉い人とは、大御本尊様を抱きしめて、大御本尊様のおおせどおりに、日蓮大聖人様のご遺命どおりに、一生涯、活動しきり、どこまでもどこまでも人間革命しつつ、成長に成長をかさねつつ、有意義なる自己の歴史を築ききっていける人こそが、まことの、私は偉い人であると思うのですが、どうでしょうか。
 ある人は創価学会のことをバカにして批判してき、今日になって大きい反省をしていることも聞いております。また、有名人であり、偉そうに学会のことに対して、とやかく批判する人がいるけれども、自分自身が、それではしあわせか、一家はしあわせか、また隣人を歓喜に燃やしきっている力があるか、こう反問した場合、現実には皆無といってよい状態であります。
 武力よりも、権力よりも、財力よりも、しょせんは、もっとも強く、もっとも偉大なものは、尊い、崇高なる日蓮正宗の信心以外にないと私は断ずるのです。
 私も勝ってカブトの緒をしめて、またふたたび、題目を上げて上げて上げきり、真剣に勉強をしきって、皆さん方とともに、おおいなる広宣流布の前進をしていく決心でありますから、どうか青年部の諸君も、私以上になって、私を守っていただき、広宣流布の日まで、一生成仏のその日まで、楽しく強くがんばっていきましょう。

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