Nichiren・Ikeda
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一騎当千の九州男子に
第三回九州体育大会
1962.9.16 「会長講演集」第8巻
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1 見事なる体育大会、まことにご苦労さまでございました。ただいま鬼木理事からも話がありましたごとく、恩師戸田先生の九州に対する最後のおことばは「九州男子よろしく頼む!」とのことばでありました。私も九州男子に大きく頼んでいかねばなりません。大御本尊様を根本に、皆さん方が一騎当千の士になって、そして団結をもって、全九州の友だちを、せんぶ救いきっていただきたいことを、まずお願い申し上げるものであります。
戸田先生は「わしは広喜流布へのレールをつくっていく」このように申されました。いま、私は、たいへんになまいきないいかたでありますが、恩師のつくられたそのレールの上を走る機関車を、皆さんがのご協力を得てつくりつつあります。またその機関車ができ上がって、運転するのもお客を乗せるのも、また荷物を乗せるのも、目的地に向かってスピードをだすのもぜんぶわが青年部の使命であるということを知っていただきたいのであります。
支部の同志の方々も、どうか来年の体育大会を目標に、楽しく、たくましく、そして有意義に、私とともに堂々と前進をしきっていっていただきたいことを切望申し上げます。
最後に、僧俗一致の縮図として、本日も全九州の地より、御僧侶の先生方が、ぜんぶお見えくださいました。皆さん方とともに、拍手をもってお礼を申し上げて私のあいさつといたします。