Nichiren・Ikeda

Search & Study

日蓮大聖人・池田大作

検索 & 研究 ver.9

会長の陣頭指揮 創価学会本部起工式

1962.9.4 「会長講演集」第8巻

前後
1  本日は、もったいなくも総本山より御法主上人猊下のお出ましをいただき、御導師をちょうだいいたしましたことを、私は心から感謝申し上げるしだいでございます。ありがとうございました。
 また、ご多繁のおりにもかかわらず、大成建設さん、久米建築さん、連合設計社さん等、多数のご来賓の方々をお迎えできましたことを、あつくお礼申し上げます。ともに、東京在住の同志の方々の出席をえまして、このように厳粛に、創価学会本部の起工式ができましたことを同志の皆さんとともに喜ぶしだいでございます。
 先ほどからお話がありましたごとく、創価学会の精神は、会長自身が陣頭指揮をとっていかねばならないという精神であります。したがって、大成建設さんにお願い申し上げたいことはこの創価学会本部は、だれからの一銭の寄付を受けて建てるものではない、私はこれを第一の誇りとしております。また、職員ならびに同志の方々が、この本部で、あくまでも民衆救済のために働いていけるような、それにふさわしい本部をつくっていただきたい。会長室は、もっとも質素にしていただきたい。広宣流布のために、民衆救済のために、陣頭指揮をとって、そして死んでいくのが、代々の会長の精神であります。
 したがって、会長室はもっとも質素に、あとの設備は、職員、同志が大きく戦っていかれるように、成長できるような、実質的な本部をつくっていただきたい。このようにお願い申し上げます。
 来年のいまごろには、落成できるわけでございますが、どうか本日ご出席いただきました皆さま方に、ぜひともまた、でき上がった姿を見ていただき、ともに喜んでいただきたいことを心から念願申し上ばまして、一言ごあいさつにかえさせていただきます。ありがとうございました。

1
1