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九月は指導の月に 第28回本部幹部会

1962.8.28 「会長講演集」第8巻

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1  たいへん暑いところ、また長い時間、ご苦労さまでございます。もう、私の番になればほとんど話がなくなりますので、かんたんにすみますから、もう少しがまんしてください。
 九月の月は、さきほどからも話がありましたとおり、支部の結成大会がたくさんございます。そして東京その他においても、水泳大会、体育大会等が開催されます。
 したがって、前三後一の方式をもう一度ここで取り入れて、九月度は、あくまでも指導の月にしたい、そして十月、十一月、十二月度は着実に、また落ち着いて、本年度の仕上げの前進をしていきたい、来年度の一月は、また指導の月にしたい、こういうふうに提案しますけれども、どうでしょうか。
 では、大半の人が拍手をなさいましたから、九月度は指導の月と決定いたします。
 もう一つは、来年の一月には、冬季指導をおこなう予定にしております。
 本年度の夏季指導に相対して、一月度に、だいたい同じくらいのメンバーをもって各地方の指導にあたりたいと、こういうふうに考えております。
 ともに、海外においても、アメリカのほうに一組、ヨーロッパのほうに一組、派遣したいと思っております。また、私も両方を股にかけて出発したいと思っております。
 アメリカのほうにも、あと三支部か四支部つくらねばならないし、御授戒場を見つけておきたいし、総支部の事務所もつくっておきたいし、また、その足でヨーロッパへ飛んでやはり二つか三つの支部をつくってくる気持ちでありますゆえに、来年度の予定を、もう発表しておきますから、これでいいでしょう。私はだいたい本年度が終わったような気持ちでいるのですから。
 最後に、あくまでも創価学会の精神は、申すまでもなく、信心第一であります。
 したがってだんだん、膨大になり、幹部が多くなり、連絡等が複雑になってくることも予想されますが、形式主義、事務的主義、それから書類主義等はいっさい排除していきます。
 第一にも第二にも、信心根本に、そして脈々たる信心のつながりの幹部会であり、幹部の結合でなくてはならないし、宗教革命へのいぶきが、脈々と幹部に、それから支部に、総支部にただよっていなければならないと私は思うのです。
 そういう自覚を、また新たにして、来年度の闘争を目標に、元気いっぱいに、私とともにすすんでいただきたいと思います。

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