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日蓮大聖人・池田大作

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関西水泳大会に 第一回関西水泳大会

1962.8.25 「会長講演集」第8巻

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1  まことに、ご苦労さまでございました。
 まったく、オリンピックのようであったように思うのですけれども、どうでしょうか。
 先日は、私どもの推薦により、何人かの同志を国会に送り出すことができました。世間からは「宗教団体である創価学会は、政治団体ではないか」このように批判をされてきましたが、どうやら今度は「創価学会はスポーツ団体になったのではないか」と、こういわれてもやむをえないと思うのです。
 私は、海辺で生まれ、育った人間でありますけれども、ぜんぜん泳げないのです。きょうの青年部の元気いっぱいの水泳の姿を見て、ほんとうに私はうらやましく思っております。私も泳げれば、選手といっしょに泳いで、得意なところを見せて、拍手でもしてもらいたいのですけれども、皆さん方は大喜びで応援したり、水泳をやっておりますけれども、会長は、ちょっと見ると、りっぱそうにすわっていますけれども、できないのでたいへんなのですよ。
 いずれにせよ、私どもは、色心ともに健全に生きねばなりません。そして価値創造し、もっとも人生を、生涯を楽しみきり、そして人のために尽くしていくのが仏法であり、私どもの精神であると私は確信いたします。
 きのうは中国の体育大会を見、またきょうは関西の水泳大会を見、あすまた、関西の体育大会を見せていただくことになりますけれども、絶対に私は、日本の前途は、将来は、創価学会によって決定されたと断言するものであります。
 また日蓮大聖人様のご遺命である化儀の広宣流布も、断じてできうるという、大確信をもって進んでいきたいと思うのであります。
 私どもは、犬御本尊様に照らされて、真剣に、まじめに、仕事には精をだし、とうぜんのことでありますが、そしてまた真剣に教学に励み、そしてまた、ともに学会の会合は最高の喜びに満ち満ちた人生でありたいと私は思うのであります。
 どうか、ひとりひとりがおのおのの特性、個性を生かしきって、個人も幸福に、そしてまたおのおのが助け合い、激励し合って、第一にも第二にも鉄の団結をもって、次の目標に向かってまた楽しく、勇敢に、関西の同志の皆さんとともに、私は進んでいきたいと思うのであります。
 以上、かんたんでありますけれども、ひとことごあいさつにかえさせていただきます。ご苦労さまでございました。

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