Nichiren・Ikeda
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若獅子のごとく
第三回中国体育大会
1962.8.24 「会長講演集」第8巻
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1 暑いなかを、たいへんご苦労さまでございました。私もおかげさまで、一日楽しい思いをさせていただきましたことに対し、皆さん方に、深く感謝申し上げます。ありがとうございました。
体育大会の象徴である大会旗は、恩師戸田先生が、最後の体育大会であった昭和三十二年の北海道の体育大会のおりに、私ども青年部にくださった大会旗であります。私どもは、大会旗に示された若獅子のごとく、大御本尊様を抱きしめて、一生涯ゆうゆうと遊戯することつつがなく、楽しく、団結をもって、生ききっていきたいものであると確信するものであります。
本日の競技において、一等賞をとった人は、秋にまた教学の試験があり、来年度は「教学の年」としたいと思っておりますが、教学の試験にも、同じように一等賞をとっていただきたいと思います。また、負けた人は、競技で負けても、教学のほうではゆうゆう一等賞をとってみせると、がんばっていただきたいと、私は念願いたします。
2 また、支部の同志の皆さん方においては、人生はマラソンのようなものであります。最後の勝利者が真の勝利者であります。したがって、仏法は勝負であり、信心の目的は幸福確立にあります。社会にあって、人生にあって、どうか自分こそは、真の、最後の幸福への大勝利者であるといいきれるひとりひとりになっていただきたいと念願するものであります。
おからだを大事にしてヽまたともどもに広宣流布に向かって、人間革命をなさんという自覚にたって、一歩前進していきたいものであると思います。どうかお元気で。これで失礼いたします。