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中部方面に力を注ぐ 名古屋寺院起工式

1962.8.12 「会長講演集」第8巻

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1  お暑いところ、小川御尊師の導師をいただき、また幹部ならびに地元の同志の方々のご参加をいただきまして、厳粛に起工式ができましたことを、心からお礼申し上げます。
 ただいま、理事長から話がありましたごとく、私はとくにこれから中部に対して力を注いでいきたい、こういう念願なのであります。平等に力は注いでまいりましたけれども、もう一段注ぎたいという意味なのです。
 ということは、北海道は、戸田会長ご在世中に日本第一の折伏を成し遂げた、私にとって、忘れがたい闘争の場所であります。東北も、戸田会長が会長になられる以前に、すでに東北の地にあって、指導の任にあたったことが因縁になっております。関東はとうぜんです。関西は六年前の参議院選における総司令として全魂をかたむけて指導した国土世間であります。また中国も戸田会長の命を受けて、単身、山口作戦において二か月間、六千世帯の折伏をし、訓練指導してきた国土世間であります。九州もまた同じく夏季指導において、福岡の地においては親しく幹部の訓練をしてまいりました。そう考えてみると、中部だけが、まだ深い結合の訓練指導をしていない、こういうふうになるわけであります。
 それで私が、ただいまいいましたごとく、中部本部もできるだけはやく着工したい。また名古屋市としては新寺院の建設があり、かつ、きょうは総支部の出発点でもあります。きょうはそういうような意義深い日でありますゆえに、きょうを出発として私もカを入れますから、皆さん方も広宣流布のために、一生成仏のために、人間革命をしっかりなしきって自分以上の幸福者は名古屋市にはいないといいきれる大指導者になっていただきたいことを、心からお願いするしだいであります。以上、私の願いを申し上げましてあいさつといたします。たいへんご苦労さまでございました。

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