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日蓮大聖人・池田大作

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沖縄本部の落成を祝う 沖縄本部落成式

1962.7.18 「会長講演集」第8巻

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1  沖縄総支部の皆さん、本日はたいへんにおめでとうございました。      
 私は数多く、本部の落成式、また寺院の落慶式等にまいりますけれども、そのたびに思うことは、いくらりっぱな寺院ができ、いくらりっぱな会館、本部ができても、それ以上に、同志の皆さん方が、りっぱな家庭をきずき、人間革命をし、そして、そのりっぱな寺院や本部の建て物以上に幸福なる家庭をつくっていただきたいということを切望するものでございます。
 「一閻浮提第一の本尊此の国に立つ可し」とは、日蓮大聖人様の出世の本懐である大御本尊様であります。全世界の人々が末法今時において、拝さねばならない御本尊様であります。その御本尊様は、日蓮正宗に法灯連綿と伝わってまいりました。
 いま、時が来、この日蓮正宗の御本尊様が、どんどん流布されております。したがって、末法今時において、根本的に幸福を獲得する直道は、大御本尊様を拝む以外に絶対にないと断言するものでございます。
 大御本尊様を、全民衆が拝めば、個人も人類も絶対に幸福になるということは、私どもが独断的に申し上げるのではなくして、日蓮大聖人様のご真筆である御書に、ぜんぶその証明が書かれております。また、法華経二十八品の八万法蔵も、天台大師の摩訶止観も、ぜんぶこの大御本尊様の説明であり、大御本尊様を拝めば、絶対に仏になれる、幸福になれるという説明書にすぎないのであります。
 何百万人もの人々が、現実に、大御本尊様を拝めば、人間革命され、生活のうえに功徳を湧現し、喜々として歓喜に燃えて、大御本尊様の威力を現実に体験しているところから、最大の証拠であると、私は思うのであります。
 どうか、幸福を獲得するためには、絶対の幸福を獲得するためには、大御本尊様を拝む以外ない。したがって、あらゆる三障四魔を打ち破り、自分自身の永遠の幸福を獲得するためには、強く、強く信心に励んで、絶対に自分自身のこれからの人生に、強い人生観をもって立ち上がっていただきたいと思うのであります。
 これ以外に、信ずるものはなにものもありません。皆さん方の本部であります。
 この本部をフルに使って、安見総支部長のもと、鉄の団結をもって、不幸の民衆を、沖縄の同胞を、うまく口さきだけでいうのではなく、真実に大御本尊様を根本に、日蓮大聖人様のご慈悲を根底にして、救いあげていただきたいと、かく念願申し上げて、私のあいさつといたします。

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