Nichiren・Ikeda
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全民衆待望の議員
臨時本部幹部会
1962.7.3 「会長講演集」第7巻
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1 たいへんに、ご苦労さまでございました。
どうか、会員の方々に、よろしくお伝え願いたいし、暖かくいたわってあげていただきたいことを、心からお願い申し上げます。
きのうは、北条先生の票が、なかなか出ないので、一日じゅうテレビばかり、一年分見てしまいまして、目が痛くてたまらないわけなのです。
ただいま、理事長から話がありましたように、このたびの大勝利の原因は、わが日蓮正宗創価学会は、日本の柱であり、同志の皆さん方が、広宣流布を目ざして、その自覚をもって、鉄の団結をもって戦いをしてくださった、また、日本の民衆の方々が、国民の方々が、ともに、日蓮正宗創価学会の活動、実践、目的に対して、おおいなる賛同と協力をしてくださったたまものであると、私は確信するのであります。
政策のことについては、いっさい私どもは、公明政治連盟、ならびに公明会にお任せをしていきたいと思うのです。よろしいでしょう。
そして、大政治家になっていただいて、いままでの腐った政治家を反省させ、全日本民衆が心から期待をかけておった政治家は、学会出身の政治家であると、このようになっていただきましょう。絶対に、応援していきましょう。
それで、私は創価学会の会長として、政治にも出ませんし、あくまでも信心第一に、日蓮大聖人様の大生命哲学、仏道修行の源泉をば、皆さん方とともに、広宣流布を目ざしてまいりますから、ご安心していただきたいと思います。これでいいでしょう。
それで、現在推薦した学会出身の議員は、皆りっぱであります。ただし、将来のことについて、ひとこと申し上げておきたい。
それは、あくまでも学会出身の議員は、広宣流布のため、全民衆のための議員として、送り出していくのが学会精神です。したがって、おのれの名聞名利にとらわれて、所期の目的を忘れるような議員が、将来出るようなことがあったならば、日蓮大聖人様におしかりを受けることは、とうぜんであります。
応援をする皆さま方の代表として、私も、絶対そのような議員は、学会から追放していくような決意でまいりますから、安心して応援をしていっていただきたいのであります。
どうか、また新しい目標に向かって、より以上の功徳を受け、鉄の団結をもって、楽しく、ゆうゆうと、前進をしてまいりましょう。
では、ひとこと、ごあいさつを申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。また今月の末の幹部会のときに、元気いっぱいでお会いしましょう。では失礼いたします。