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真の指導者を政界へ 関西本部幹部会

1962.6.10 「会長講演集」第7巻

前後
1  関西の同志の皆さん、たいへんにしばらくでございました。ただいま、理事長ならびに副理事長から、お話がありましたごとく、白木理事ならびに浅井理事は、恩師戸田先生のもとにあって、学会再建の大功労者であり、かつ関西大発展の基礎をつくった恩人であります。
 信頼できえない政治家の多いこの現状にあって、私ども同志のなかより出馬した候補は、私が皆さん方に堅くお約束できる第一として、あくまでも私どもの訴えを、私どもの願いを、ぜんぶ聞いてくれて、日本の幸福のため、日本の平和のため、また全世界の幸福のために、わが同志より出た候補は、戦って戦って、戦い抜いてくれるということを、信じきっていただきたいのであります。
 また私の願いは、当選して政治家として、指導者となって働く同志に対して、あくまでも、創価学会という小さい団体のためではなく、全日本民衆のため、広宣流布のために、民衆の味方となって民衆のなかに働いて働いて働ききって、死んでいってもらいたいことを、私は願いたいのであります。
 恩師戸田先生が、なくなる年、その月の最後の巻頭言に「青年は、心して政治を監視せよ」(巻頭言集・選挙と青年)と残されました。
 現在は腐敗しきった政治、信頼できえない政治、金権政治、党利党略の政治、派閥工作の政治、なんら民衆のことを、大衆の幸福の片りんも考えていない政治であります。
 私どもは眼を開き、政治に関心を高め、政治観を正しくもち、あくまでも悪い政治を追放し、安心しきって、みんなが暮らせる、りっぱな政治を打ち立てるために、その先駆者として、同志を政界へ送っていこうではありませんか。
 あまり長く話をしておりますと、雨が降って、カゼをひくといけませんから、このへんで終わらせていただきますが、皆さん方のご健康と、ご健闘を心からお祈り申し上げまして、私のあいさつとさせていただきます。ご苦労さまでございました。

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