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民衆のための政治 神奈川第一・第二総支部幹部会

1962.5.22 「会長講演集」第7巻

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3  また、きょうは幹部会でありますから、皆さん方に、とくにお願い申し上げたいことは、組長さん、または組担さん、または組員の方々が、皆さん方のもとに、たくさんいると思います。
 ある人は、ご主人が反対をしている場合もあるでしょう。ある人は勤行もろくろくできないような、そういう環境にいる人もいると思います。ある人は商売で宿命転換のために戦いきって、題目をあげている人もいくかもしれません。病魔と戦っている人もいると思います。さまざまな姿があると思いますけれども、強い確信で、あくまでも、ご金言どおりに、その人のことを思って、親切に、納得のいくように、忍耐強く、ひとりひとりを起こすために、戦っていただきたいと思うのであります。
 私も、ひとりひとりの方々に、お会いできればいちばんいいのですけれども、なにしろ二百何十万世帯でありますもので、とうてい、そういうことは、もう不可能になってしまいました。
 どうか、私のこの気持ちをくんでいただいて、ひとりも退転者はいない、ぜんぶ信心をまっとうしていけて、家庭革命が、人間革命がしきっていかれたというふうに、一人前の信心ができるまでは、なにやかや、たいへんであると思いますけれども、かさねてよろしくお願い申し上げます。
 では、皆さん方の、いよいよのご健闘とご健康とを、心からお祈り申し上げまして、私の話とさせていただきます。ご苦労さまでございました。

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