Nichiren・Ikeda

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日蓮大聖人・池田大作

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学会青年部の壮挙 第2回青年部音楽祭

1962.3.16 「会長講演集」第6巻

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1  たいへんに長い時間、演奏するほうも、また聞くほうも、ご苦労さまでございました。
 先日、青年部長から「わが青年部は、男子部員が四十万名になり、そして、女子部員が約三十万名、合計七十万名の青年部員になった」ということを聞きました。
 この青年部員七十万名の団結、結集という厳粛なる事実は、日本の歴史始まって以来の、私は偉大なる壮挙であると確信するものでございます。
 末法の御本仏・日蓮大聖人様も、そしてまた恩師戸田城聖先生も、どれほどか喜んでおられるかと私は痛感するものでございます。
 日蓮大聖人様が喜んでくださるということは、まず私どもひとりひとりが、喜びにふるえ、感激に燃えた生活をしていかねばなりません。したがって、私どもは、日蓮大聖人様のまことの弟子として、ひとりひとりが「絶対に、私ほどの幸福者はない」といいきれる自分自身になっていこうではございませんか。
 なぜ、このように、もっとも批判力の強い、批判しがちの青年が、七十万名も結集したか、強い団結をもって、信・行・学に励んでいるか、世界の七不思議の一つといってもいいくらいであります。
 第一番目に、その事実は、日蓮大聖人様が観心本尊抄にいわく「一閻浮提第一の本尊此の国に立つ可し」その大御本尊を、私どもは御書のとおりに信じ、実践し、そして生活の原理にしております。そしてまた、その大御本尊様をば、七百年のあいだ、いかなる権力、時代にも迎合せず、清らかに、純粋に、守りきってくださったのが日蓮正宗です。そしてまた、その日蓮大聖人様の仏法を、幾多の苦難、迫害をうけながらお教えくださった牧口先生、そして戸田先生がいらっしゃったがゆえに、あらゆる角度から、末法における、今日における、ただ一つの時代相応の民衆救済の大宗教は、日蓮正宗であり、三大秘法の大御本尊様であるということが、実証されたのであると思うのであります。
 日蓮大聖人様の御金言どおり、まなこをはっきり開いて、御書のとおりに実践しているのがわが創価学会である。微塵も日蓮大聖人様のおおせよりはずれていれば、これは創価学会ではありませんし、日蓮正宗ではありません。願わくは、絶対にしあわせにしきるという、絶対の信念をもって、楽しい仏道修行をしていこうではありませんか。
 したがって、いかなる批判があろうとも、陰険なる策謀があろうとも、私どもだけは、日蓮大聖人様の使いであり、家来であり、弟子であるという大確信に燃え、物心ともにしあわせになりきって、自己に生き、ひとりひとりが、おのおのの学業、おのおのの生活に、信心根幹に大きく成長し、ひとりの犠牲者もなく、そして、ひとりひとりが人間革命をしつつ、りっぱに全社会の、日本全国の無血革命をしていこうではありませんか。
 来年も三月十六日のきょうの日を、また楽しみに、私も皆さんとともに、苦楽をともにしてまいりますから、その日をまた楽しみに前進いたしましょう。ご苦労さまでございました。

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