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日蓮大聖人・池田大作

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一生、猊下にご奉公 大坊落成式

1962.3.3 「会長講演集」第6巻

前後
1  まず、全学会員を代表いたしまして、ひとこと、ごあいさつをさせていただきます。
 日達上人猊下におかれましては、あまりにも、いままで、ご質素な大坊に、また大奥にお出ましあそばされておりました。恩師戸田先生も、あまりにもったいないお姿に、「一日も早く大坊をご寄進申し上げたい」この念願でおりました。
 ただいま、全学会員の真心によって、大坊を御供養申し上げましたところ、猊下には、ことのほかお喜びくださいまして、ともに、ただいま総監からお話がございましたように、総本山の御僧侶方ひとしく喜んでくださったとうけたまわりまして、私ども創価学会にとって、これほどの名誉と、喜びはないと、私は確信するものでございます。
 恩師戸田先生は、五重の塔の修復御供養にさいしても、また奉安殿落慶式のさいにおいても「わが創価学会は、あくまでも総本山にご奉公を申し上げます」ということを、必ず猊下にお誓い申し上げておりました。
 いま私も、力弱き会長ではございますが、全学会人の協力を得て、令法久住のために、一生のご奉公を日達猊下にお誓いするものでございます。
 最後に、もったいなくも、ただいま猊下よりありがたいおことばをちょうだいし、私も猊下の弟子として、法華講の一員として、広宣流布のために、日蓮大聖人様のご命令達成のために大同団結して、そして猊下のお心におこたえ申し上げたい、このような決意でございますゆえに、なにとぞよろしくお願いいたします。以上をもって、あいさつにかえます。

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