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日蓮大聖人・池田大作

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唱題はすべての源泉 関西総支部幹部会

1960.1.17 「会長講演集」第4巻

前後
1  ことしも、どうかおからだを大事に……。なんといってもお題目を唱えることです。折伏をする源泉も、仕事をする源泉も、楽しんで生活する源泉も、ぜんぶ題目です。お題目から出発するのです。
 そうして、仕事においては、人の二倍、三倍働くという生命力を湧現して活動し、この一年間が、三年、五年、七年と通ずるといわれるほどの一年間でありたいと思うのでございます。お題目をしっかり唱えることが前進なのです。
 この世に生まれてきたことはぜんぶ役目があって生まれてくるのです。ぜんぶ御本尊様のもとに平等です。そしてぜんぶ広宣流布のためになんらかの役目があるのです。自分は組長だから、自分は班長だから、私は組担だから、たいして役目がないなどという考えは間違いです。われわれ以上の役目があるかもしれません。そういう御本尊様を私たちは信心しているのです。
 あと二十年か、三十年か、四十年かわからない人生です。どうせ一度は死ぬ命です。信心しなければ、また退転すれば、自動車にはねとばされて死ぬかもしれません。人に殺されて死ぬかもしれませんし、病気に負けて苦しんで死ぬかもしれません。また心中するかもしれません。どうしても一度は死ぬ命です。同じく死ぬならば、永遠の幸福をつかめる大御本尊様に名を連ねて死んでいきたいと思うのでございます。
 御本尊様にしみじみお題目を唱えて、会長戸田先生の弟子として『ああ、幸福な人生だった』といいきれる人生であらんことを切望して指導といたします。(当時、総務)

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