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王者の気宇をもて 蒲田支部十万世帯突破記念大会

1958.8.31 「会長講演集」第4巻

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1  石川啄木の歌に『ふるさとの山に向かいて何もいうことなし、ふるさとの山は有難きかな』とありますが、私も蒲田支部出身であります。
 今月、蒲田で十万世帯を達成しましたが、なにもこれで終わったわけではございません。各個人でも、目的を達したあとの目標があるように、支部でも今後の仕事があると思う。
 蒲田の先陣が学会の原動力であると信じますが、あくまで広宣流布を推進される理事長の指揮のとりやすいようにするには、蒲田支部がその支えにならねばならないと思う。願わくは、他の小さい支部の人たちも、同じ御本尊様を拝んでいる同志であり、どこまでも手を取り合って『しっかり、がんばれ』と慈愛あふれる力づけを、なによりもその人たちは待っていると確信するものでございます。
 では十万世帯とは何をあらわすかといえば、十万の十は三世十方の十方に通ずるし、万は末法万年の万で、尽未来際まで通じている。いまからは、きょうの大会を機に、十万が十方にまでひろがって百万、千万と、あくまで広宣流布の指揮をとっていくという第二段階の心構えをあらたにつくっていただきたいと思う。
 また、蒲田支部の幹部陣には、学会きっての大幹部がキラ星のように並び、その後ろにもたくさんの人材がそろっております。そして、今後もますます発展に発展をかさねることと思いますが、勝ってカブトの緒をしめるとともに、どんなに大きくなっても『王者』の気宇を忘れることなく、全学会員の模範となって、がんばっていただきたいと切望するものであります。(当時、総務)

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