Nichiren・Ikeda
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墓地問題について
1958.7.25 「会長講演集」第4巻
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1 この墓地問題の本質は、墓さえあればという邪宗教の最後のとりでにしがみつい
た断末魔の姿であるといえよう。学会としては、あくまでこれと戦っていく。
墓地の使用については、従来、永代借地権と呼びならされてきたように、とうぜ
ん、その永久性を認めらるべき性質のものであり、あくまでも強調すべき問題であ
る。あらゆる点からみて,この問題は、こちらに有利な条件がそろっているのだか
ら、学会員は堂々と、その正当性を主張しぬいていくべきであり、けっして泣き寝
入りなどしてはならない。
また、具体的に改葬請求や寺院規則の承認を求められたときには、はっきりすべ
きで、事件が発生した場合には、法律上でも明らかにしていきたい。そのため必要
とあらば、いつでも法曹団を動員して、徹底的に究明していく方針だから、事件が
あったら支部へ、同時に本部へも、直接報告するようにされたい。(当時、総務)